事例1:充填不足による界面剥離
エントランス、タイルのクラックをドライフィックス®UNI(プライマー)とドライフレックス®1で補修したが、1年後に剥離した。(図1)

図1

切り取ったコアの状態(図2)
- 硬化状態:良好
- 塗料の密着:良好
- 剥離の仕方:ドライフレックス®が界面からきれいに取れていて、タイルに密着した形跡なし
- 充填体積:不十分
- 左側の“厚みスケール”(グリーン)と比較すれば一目瞭然

剥離の原因
- タイルのはつりが不十分、ドライフレックス®の最低必要な厚みが確保できていない
- ほぼ吸い込みがないタイルにプライマーを塗布することでさらに剥離しやすくなった
- 吸い込みがある素地:プライマー要、吸い込みがない素地:プライマーは使えない