事例5:ドライシールド™SK・硬化不良

お客様から、ドライシールド™SK(以下SK)が部分的に硬化しない、とのご相談がありました。作業手順を伺うと「SKをブラシで撹拌した」との由。

SKはブラシ塗りタイプの2液、エポキシ樹脂系補修剤です。2液をブラシで撹拌すると硬化不良の原因になります。

理由

撹拌前の2液にブラシを投入すると、着地点の液体が毛束に吸着します。一度毛束に入り込んだ液体は混ざることなく残存するため、この状態で塗布をするとブラシから撹拌不良の液体が漏れ出てくるので、部分的に硬化しない箇所が発生します。

液状の2液(SKおよびドライフィックス®UNI(プライマー))を撹拌する際は、弊社の「撹拌スティック」のような棒状のもので十分に撹拌してからブラシ塗りしてください。

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