事例4:エポキシ熱反応による噴煙・亀裂

夏場、ドライフレックス®1で施工したところ、成形から10分位で発熱が始まり、噴煙とプラスチックが焦げるような異臭が発生した。部分的に亀裂も入った。(図1)

原因:ドライフレックス®1の選定が充填体積および作業時の気温に合っていない

  • ドライフレックス®1の推奨充填厚みは5mmx20mm
  • 推奨使用気温は、0℃~25℃です。
  • 夏の高気温の中、体積が大きい充填をしたことで熱反応が増幅し、エポキシが発熱して亀裂が入った

解決策

  • ドライフレックス®を4時間硬化または16時間硬化に変更する
  • 可能なら作業場の温度を下げる
  • バックアップ剤の使用等で充填する樹脂の量を減らす

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