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ドライフレックス®誕生の経緯

木製建具が抱える問題
約25年前のオランダで、ドライフレックス®は木製建具の補修剤として誕生しました。

ヨーロッパの住宅はレンガや石造りが基本で、開口部(玄関ドアや窓など)の多くは木製です。木製建具の腐朽は メンテナンス不足による、窓枠接合部の割れや水切りパッキンの劣化から、内部へ水や湿気が浸入することで発生します。以前のオランダは(今の日本と同じ!)、大工さんが腐朽箇所を”部材交換”や”埋め木”で補修して、塗装仕上げをしていました。しかし、交換部材の設置環境(湿気や雨水の通り)は同じで、木材接合による木口は増加。その為、湿気の侵入は増える場合も多く、結局は腐朽の再発による全部取り換えが主流でした

高弾性エポキシという選択肢

オランダは国土の約3分の1が海抜0m以下という平地で成り立っており、地球温暖化への懸念はとても深刻なものです。全部取替えで発生する山のような廃材の焼却、他国の森林を伐採して(オランダには山は存在しません)新建材を作り続ける。。。

危機感を覚えたオランダ政府は、環境に考慮した事業の育成に対し助成金制度を設けました。 その時、コー・ブロム氏とテオ・ヴォッツ氏 - 元アクゾノーベルN.V.(世界最大手の塗料メーカー)の化学者とエコノミストが独立し、リペアケア社を起業しました。 木のように挙動が大きい素材の補修には、高い接着強度と動きに追従する弾性力が不可欠だと、ブロム氏は考えました。そして飛行機の翼を本体に接合する際に使用される接着剤-弾性エポキシ樹脂に着目し、そこから2年の歳月をかけドライフレックス®が誕生しました。

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